＜龍馬伝＞福山雅治・龍馬、“福山”で撮影開始「新しい龍馬像作りたい」 広末も「かっこいい」

２０１０年に放送されるＮＨＫ大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬を演じる福山雅治さん（４０）が５日、広島県福山市の「みろくの里セット村」のオープンセットでクランクインした。初めて龍馬姿で撮影に臨んだ福山さんは「（龍馬は）おれじゃないだろうと。でも（制作側の）新しい龍馬像を作りたいという情熱に打たれ、そのお手伝いができたらと思います」と話した。



「龍馬伝」は、土佐（高知県）出身の幕末の英雄・坂本龍馬の３３年の生涯を、三菱財閥の創業者となる岩崎弥太郎の視点から描いたドラマ。龍馬にあこがれる岩崎が、師事していた藩参政・吉田東洋の暗殺を機に、龍馬を憎むようになるが、２人は長崎で再会して衝突を繰り返しながら、「世界の海援隊を作る」という龍馬の遺志を引き継いでいく……というストーリー。

　撮影には、龍馬に思いを寄せる幼なじみの平井加尾を演じる広末涼子さん（２９）や、まんじゅうを売りながら勉学に励み、龍馬とともに歩んでいく友人・近藤長次郎役の大泉洋さん（３６）、土佐藩郷士で後に「人切り以蔵」と恐れられる岡田以蔵役の佐藤健さん（２０）が参加した。龍馬が加尾と共に歩いているところに、長次郎の邪魔が入る第８回のシーンなどが撮影された。

　会見に登場した福山さんは、龍馬のトレードマークのちぢれ毛に、褐色の肌という精悍（せいかん）な姿で登場。「僕は九州の人間ですが、土佐弁はかっこいいですよね。『がじゃ』や『じゃきん』とか……。『ビールをお願いするぜよ』とか、日常でも使いたいですね」と早くも“土佐人”になりきっているようで、高知出身の広末さんは「私も土佐の人間なので、龍馬はヒーローでした。だから私も男なら龍馬になりたかった。でも（福山さんが）かっこいいからいいかな」と絶賛。大泉さんは「今日ほど（福山さんと）一緒に出たくなかったことはなかった。（龍馬役で）うらやましい」と嫉妬（しっと）していた。

　福山さんは、２年前からＮＨＫのプロデューサーらと打ち合わせを何度も重ね、役作りに打ち込んだという。福山さんは「個人が持つ夢など、強い気持ちを持った人が時代をいい方向へ導くのでは。純粋な情熱が『龍馬伝』で描けたらと思います」と熱演を誓っていた。


＜毎日新聞ニュースより＞

福山さんかっこいいですよね。年を重ねるごとにかっこよくなっている気がする。
自分の周りにも、かっこいい大人の人いたらいいですよね。