毎日の楽しい事を書くブログ
6月15日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
ほぼ1年ぶりに2%近くまで急上昇した長期金利が、さまざまな方面に波紋を広げている。不動産で運用するREIT(リート、不動産投資信託)は金利上昇のあおりで、相対的に魅力が低下し取引価格が急落。一方で、日本生命保険が契約者に約束する予定利率の引き上げに踏み切るなど、低金利に泣かされてきた生命保険の魅力は向上。大きく明暗を分けている。
◇
日本生命保険は14日、契約時に保険料を一括して支払う「一時払い型」商品の予定利率を引き上げると発表した。長期金利の上昇を受けた措置で、7月1日の新規契約分から引き上げる。予定利率を引き上げた分、保険料が割り引かれる仕組みで、販売には大きな追い風となる。
運用環境の改善で他の大手生保でも引き上げ余地が広がっており、金利上昇を契機に生保の反転攻勢が始まりそうだ。
引き上げ対象は、年金保険、養老保険、終身保険の3商品で、いずれも貯蓄性が高い商品。年金保険は1・2%から1・3%に、養老保険は1・2%から1・3%に、終身保険は1・35%から1・4%にそれぞれ引き上げる。
足元の市場環境に加え、金利先高感が強まっていることから引き上げを決めた。一時払い商品の予定利率引き上げは、昨年6月以来。2006年2月に21年ぶりに引き上げて以降、計3回目となる。
同社では団塊世代の大量退職が始まるなか、年金保険を退職金などの資産運用の受け皿と位置づけている。今回の引き上げで、現在、大手生保で最も高い水準の明治安田生命保険の1・25%を上回る。これにより、50歳の男性が契約の10年後から10年間にわたって毎年60万円を受け取るモデルでは、保険料は約539万から約534万円になる。
日本生命以外でも4月に住友生命が養老保険を1・0%から1・55%に、明治安田生命保険が終身保険を1・3%から1・5%に引き上げるなど、予定利率引き上げが相次いでいる。
今回の日本生命の予定利率引き上げを受け、他社も「長期金利の動向を適切に判断して検討する」(大手生保幹部)としており、追随の動きが広がりそうだ。
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ほぼ1年ぶりに2%近くまで急上昇した長期金利が、さまざまな方面に波紋を広げている。不動産で運用するREIT(リート、不動産投資信託)は金利上昇のあおりで、相対的に魅力が低下し取引価格が急落。一方で、日本生命保険が契約者に約束する予定利率の引き上げに踏み切るなど、低金利に泣かされてきた生命保険の魅力は向上。大きく明暗を分けている。
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日本生命保険は14日、契約時に保険料を一括して支払う「一時払い型」商品の予定利率を引き上げると発表した。長期金利の上昇を受けた措置で、7月1日の新規契約分から引き上げる。予定利率を引き上げた分、保険料が割り引かれる仕組みで、販売には大きな追い風となる。
運用環境の改善で他の大手生保でも引き上げ余地が広がっており、金利上昇を契機に生保の反転攻勢が始まりそうだ。
引き上げ対象は、年金保険、養老保険、終身保険の3商品で、いずれも貯蓄性が高い商品。年金保険は1・2%から1・3%に、養老保険は1・2%から1・3%に、終身保険は1・35%から1・4%にそれぞれ引き上げる。
足元の市場環境に加え、金利先高感が強まっていることから引き上げを決めた。一時払い商品の予定利率引き上げは、昨年6月以来。2006年2月に21年ぶりに引き上げて以降、計3回目となる。
同社では団塊世代の大量退職が始まるなか、年金保険を退職金などの資産運用の受け皿と位置づけている。今回の引き上げで、現在、大手生保で最も高い水準の明治安田生命保険の1・25%を上回る。これにより、50歳の男性が契約の10年後から10年間にわたって毎年60万円を受け取るモデルでは、保険料は約539万から約534万円になる。
日本生命以外でも4月に住友生命が養老保険を1・0%から1・55%に、明治安田生命保険が終身保険を1・3%から1・5%に引き上げるなど、予定利率引き上げが相次いでいる。
今回の日本生命の予定利率引き上げを受け、他社も「長期金利の動向を適切に判断して検討する」(大手生保幹部)としており、追随の動きが広がりそうだ。
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